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「800字文学館」

ラグビー エディ・ジョーンズ ヘッドコーチ

大泉 潤

 新聞、TVにラグビーの記事が増えている。ワールドカップに日本が初の2勝を挙げ、さらに最終戦の勝利と決勝トーナメント出場を目指している。日本の快進撃を指揮してきたのはエディさんと衆目が認めている。エディさんは1960年タスマニア生れ、シドニー大学で体育学専攻、高校教員、校長を歴任、その間ニュー・サウスウェールズ州代表でプレーした。コーチとしては95年東海大、97年サントリーを経て、ACTブランビーズに移籍した。01年スーパーラグビー(南半球3か国で行われるクラブチーム対抗戦)で初タイトルを獲得した。
 続いて、オーストラリア代表ワラビーズのヘッドコーチに就任、ワールドカップ決勝で延長戦の末イングランド、ウィルキンソンのドロップゴールに敗れた。07年には南アフリカのチームアドバイザーとして、フランスワールドカップに優勝、09年サントリーのGMに就任し日本選手権に優勝、12年以降日本代表のHCとなった。
 9月1日には「胸を張って帰ってくる。その時には10倍の出迎えにふさわしい成績を持ってくる」と旅立った。インタビューでは、日本はセレクションの対象が少ない、選手を世界レベルに上げる、ハングリー精神がない、3年が必要と述べていた。強化のためには、選手の一致団結、泣き言をいう選手に未来はない、努力して自分を磨き上げ、ハードなプレーをすると目標を高く置いた。
 今後の日本ラグビーは、ジュニアジャパン、コーチ選手の育成が大切、ハードワークをして賢く考える、選手が自分で考える、個人同士で話し合う、メンタルが大切で最後に伸びる、W杯は愛国心の精神力の発露だ、日本は、フィジカルでないから、運動量、賢さで優ることが大切だと述べている。
 ラグビーは、前後半各40分間休まず、走り、タックルし、ボールを追い、スクラムを組む。レスリング・柔道の格闘技と陸上競技、サッカー、の激しい部分を併せ持つ。ボールを落としたり、押し負けたり、一瞬遅れると敵に抜かれトライを奪われる。
 ラグビーで世界の強豪と肩を並べる域に達したことは、ほんとに素晴らしい。

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