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「800字文学館」

食事日記は語る

松谷 隆

 体重は、毎日測り、記録を書き留めておくだけで次第に減少していく。それは脳からの指令で、自然に満腹感が続くためと、嘘のような話が蔓延したことがあった。

 それは別として、2007年10月から、血圧と食事内容だけの食事日記を付けだした。体重と休肝日の追加は2010年元日からだ。因みに当日、血圧は141/』87,体重が73.8㌔である。年末には血圧149/89と悪化、体重は0.9㌔減、休肝日は116日と辛うじて週2日を達成している。
 同年12月の「何でも書こう会」で、「休肝日週2日実施中」と発表したとき、Oさんが「信じられない」と大声。それを予想していたので、8月~11月の日記のコピーを見せ、納得してもらえた。

 翌11年は休肝週3日をめざした。元日の体重73.1㌔が2月に70㌔を切り、5月には67.8㌔を記録した。その後は69㌔±1㌔で推移し、年末には68.6㌔を記録、休肝日も156日で最多となった。
 しかし、12年~15年の4年間は、休肝日は150日を超えず、体重もリバンドし、昨年末には70.9㌔に増加。おそらく、総飲酒量が11年を上回ったことが主因に違いない。毎朝のウォーキング、太極拳とストレッチに加え、体幹トレーニングもしてきたので、エネルギー消費量は増えているはずだから。さらに14年秋から、炭水化物は昼食時だけなのに、効目なし。

 今年は、休肝日週3日達成だけを目標とした。昨日で152日、あと4日だ。クリスマスパーティと小旅行があるけれど、やるそ。
 炭水化物限定の効果も相まってか、1月7日に68.7㌔、その後増減を繰り返しながら、4月に67.5㌔、6月には66.7㌔、そして8月19日に65.9㌔に到達。その後は66~68㌔の間を推移している。
 10月の健診では、コレステロールが、高すぎる善玉のためやや高め以外問題なしで、主治医もご満悦。しかし、「標準体重は63.6㌔ですよ」と毎回釘をさされている。

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