戦後レジュームの転換とは?
H26.12
上田 信隆
この度の選挙の結果は結果として「戦後レジュームの転換」をそろそろ真剣に考えていく必要があると思った。人それぞれですが戦後ほぼ70年たった今憲法をはじめとして戦後体制の見直しを考えるべきと思っています。
私はその根拠として1945年~1989年の昭和史を画いた半藤一利氏の年表にそって平成元年~今年の2014年までの日本及び世界の出来事を列挙してみました。
同時に参考として平成の円相場の推移や株価の推移を提出します。
年表を作成するにつれ日本が敗戦の呪縛から逃げられていない気がいたします。最も悪い影響は自立心の欠如ではないかと思います。
戦後体制は朝鮮動乱という神風によって乗り越えた面もあり安保闘争をへてリベラルな体制を模索した感じがいたします。
経済至上主義もバブルがはじけて失われた二十年を経験しました。こうして平成も四半期すぎますと私たちは知らずに現状を打破する気概が失われていく気がいたします。
現状維持を優先する政治家などにとっては都合のよい民意になる傾向があります。
そこには緊張感もなく成り行きになりやすい民意が蔓延しやすくなることでしょう。
とくに若者の貧困と海外へ勉強しにゆく人たちが減少していることは、今後の日本にとってはあまりお進めできるメニューではないと存じます。
戦後体制はそろそろ金属疲労を起こしてこのまま放置していけばいずれ破たんがくるかもしれません。戦後の経済優先のビジネスモデルも昭和の末をすぎて終わったと思います。今後の不確かな夜の到来にたいしてそろそろ戦後体制の見直しを真剣に考える時期にきていると思います。
皆様の忌憚ないご意見を賜りたく問題を提示したいと存じます。