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サロン21

2017年重大ニュース予測

2017年2月21日 森田 晃司

 藤井厳喜拓殖大学教授の下記の予測を参考にしながら、2017年の重大ニュースを占いつつ、今年の世界の動きを展望します。
 各自の重大ニュース予測を御披露いただくのも歓迎です。

1. 米国景気は長期の大好況へ
  • トランプラリーで、既に好況期待で株価上昇中。
  • 1兆ドルのインフラ投資、国防予算増額を実施する。
  • いわば、米大陸改造論を行うので、長期に好況が続く。
  • 米国は世界一儲かるマーケットだということを誰もが再認識させられる。
2. 米露の協調
  • IS壊滅へ両国が協力する。ISは領域を失って、国を持たないテロ集団へ。
  • プーチンとパイプを持つティラ―ソン国務長官の任命はトランプ大統領の決意の表れ。
  • 同氏は、現場のたたき上げでEXXONのCEOを務めた実力実務派。
3. 米国の石油・天然ガスの大増産
  • オバマ時代の過度の環境規制を緩和し、エネルギー低価格時代へ。
  • ティラ―ソン国務長官の就任。
4. 日本の好景気
  • 日経平均3万円の可能性もある。
  • ドル高、円安の好影響。
  • エネルギー・資源安の好影響。
5. 米中新冷戦
  • 中国経済の低迷続く。
  • 人民元安と外貨流失のジレンマ。(外貨準備3兆ドル割れ目前)。
  • 軍人出身の理論派マティス国防長官の就任。
  • 南シナ海における米中軍事衝突もありうる→日本人の覚悟が問われる。
6. 欧州経済不況
  • 伊・独金融不安、銀行危機発生の恐れ。
  • ベイルイン条項の発効:(経営の悪化した金融機関が政府に実質破綻認定された場合に、劣後債などの元本を強制的に削減する取り決め。破綻時には債権者も損失を負うようになる)→ドイツでは金庫が売れている。
  • ドイツ銀行の米司法省への和解金支払い、巨額のデリバティブ残高→ドイツ銀行の破綻確率50%と云う説もある。
7. イタリアEU離脱
  • 近々予想される総選挙で、五つ星が第一党になる可能性が高いが、穏健右派と組んで国民投票に勝利すれば離脱へ向かう。
8. ルペン大統領誕生の可能性
  • 4月のフランス大統領選挙の第一回投票ではルペンが一位となる可能性が高い。ただ、5月の決選投票では、ルペン対反ルペン連合の戦いとなるので、ルペン氏は苦戦か?
  • もし、ルペンが勝てば、EU離脱の是非をかけて国民投票を実施する。
  • 少なくともユーロからは外れる。
  • EUの意義が根本から問われることになる。
9. 民進党解体へ
  • 党首選出に象徴される無責任体質。
10. 自民党、維新の党連立の可能性
  • その時、公明党はどうする?
11. 韓国溶解
  • 大統領選挙後、反日親北政権が誕生することは必至の情勢。
  • 数年のうちに北主導の統一が進む可能性高い。
  • 大量の経済難民発生の可能性ある。

以上

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